ホームページの動画再生について

朝霞高校のホームページには動画(ビデオ)もアップされています!「ファイルのダウンロード中に Windows Media Player に問題が発生しました。」とエラーが起きた場合「閉じる」のボタンを押して、「もう一度再生」をクリックすると見ることができるとお伝えしましたが、もう一つの方法として、ブラウザを Internet Explorer ではなく、Mozilla FireFox や Google の Google Chrome にすると見ることができるようです。ご不便をお掛けします。
 

オンライン状況

オンラインユーザー22人
ログインユーザー0人
登録ユーザー112人

緊急情報発信用

緊急情報発信用ウェブサイトのQRコードです!
 
 


 

QRコード

朝霞高校のQRコードを作成いたしました。どうぞご利用ください

朝霞高校QRコード


 

校長挨拶(第53回卒業証書授与式)

全日制 卒業式式辞

 

 厳しかった冬がようやく去り、春の訪れを感じる季節になりました。梅の香かおるこのき日に、大勢のご来賓の皆様並びに保護者の皆様のご臨席をり、ここに埼玉県立朝霞高等学校第53回卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより私ども教職員、在校生にとりましても、大きな喜びとするところでございます。ご臨席りました皆様に厚く御礼を申し上げます。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。今皆さんは高校生活の様々な場面を思い出し感激にっていることと推察いたします。本日この日を迎えられたのは皆さん自身のたゆまぬ努力の成果ですが、これまで愛情を持って育ててくださったご家族あってのことです。感謝の気持ちを忘れないでいただきたいと思います。

 皆さんは3年間全ての活動で全力を出し切りすばらしい高校生活を実現しました。日々の授業や補習に真剣に臨み、部活動に熱心に打ち込み、けやき祭や体育祭などの学校行事・生徒会活動に全員で協力して取り組みました。部活動の関東大会など、大きな舞台で活躍した皆さんもいました。皆さんが努力する姿は非常にすばらしいものでした。朝高生の真価を発揮し青春の舞台で躍動する皆さんの勇姿を拝見し、私も幾多の熱い思いを体験することができました。1人ひとりが着実に成長し高校生活の目標を達成できました。3年間努力を続け朝霞高校の躍進を支えてくださった皆さんに、改めて心から敬意と感謝を表します。

 本日の門出に当たりのことばを贈ります。それは「努力と感謝」ということばです。本日から新たな人生に旅立つ皆さんには、「努力」を続け「感謝」する心を忘れずに人生を切りいていっていただきたいと思います。

 今年サッカーのワールドカップが開催されますが、皆さんは長谷部誠選手を知っているでしょうか。以前浦和レッズでプレーし現在はドイツのチームに所属しています。日本代表チームのキャプテンを長く務めています。その長谷部さんの言葉を紹介します。

 「普段からやるべきことに取り組み、万全の準備をしていれば、運が巡ってきたときにつかむことができる。多分、運は誰にでもやってきていて、それを活かせるか、活かせないかは、それぞれの問題なのだと思う。」もう1つ紹介します。「チームメイト、監督、スタッフ、事務所の人たちなど、まわりには支えてくれる人たちがたくさんいる。その人たちを支えているのはそれぞれの家族だ。みんなの助けがあってこそ、僕はピッチに立つことができている。」

 長谷部さんが訴えたいのは、普段の万全の準備、そして、周囲への思いです。まさに「努力と感謝」です。ぜひ心に刻んでほしいと思います。

 現在の日本、現在の社会には、多くの課題があります。経済と雇用、格差、少子高齢化と社会保障、環境とエネルギーなどの課題です。また、近年人工知能の研究・開発が進み、将来の社会がどう変化していくか、予想がきわめて困難な状況です。今後こうした課題を解決し社会をより良く発展させていくのは、皆さんの若い力、活力です。

 皆さんに目指してほしい人間像は「世界のどこかを支える人間」です。リーダーとしてチームの先頭に立って引っ張っていく人もいるでしょう。また、縁の下の力持ちとして組織を支える人もいるでしょう。立場はそれぞれ違っても、「あの人がいないと困る。」、そう評価される人間を目指してほしいと思います。

 卒業生の皆さんには、伝統ある朝霞高校で学んだ、すばらしい仲間ができた、という自信と誇りを持ち、将来社会で活躍することを心から期待します。

 次に、在校生の皆さんに一言お話しします。これから本校の中心となって活躍していくのは皆さんです。朝霞高校の55年の歴史と伝統を受け継ぎ、さらに発展させていくことが在校生のつとめです。ぜひ自覚と意欲を持って日々の努力を重ねてください。

 結びにあたり、これまでお子様を励まし支えてこられました保護者の皆様に、本日の卒業を迎えられましたことに心からお祝いを申し上げます。また、本校の教育活動の充実・発展のために、様々な面で絶大なるご理解とご協力をりましたことに心から感謝申し上げます。

 また、ご来賓の皆様には今後も引き続き卒業生並びに本校に対しまして特段のご指導とご支援をりますようお願い申し上げます。

 卒業生の皆さんの新たな人生に多からんことをお祈りするとともに、ご臨席をりました皆様に重ねて御礼を申し上げ、式辞といたします。

 

  平成30年3月13日

              埼玉県立朝霞高等学校長  安食邦明 

 

校長挨拶(平成29年度三学期始業式)

全日制 3学期始業式

     平成30年1月9日(火) 

 

 おはようございます。3学期の始業式に当たり、ごあいさつを申し上げます。

 冬休みが終わりました。皆さんはどのような毎日を過ごしたでしょうか。休みの前に、「目の前の一局一局に集中する」という言葉を紹介しました。2週間という短い期間でしたが、皆さんの「目の前の一局一局」はどのようなものだったでしょうか。勉強だった人も、部活動の大会や練習だった人もいるかもしれません。そこでどのようなチャレンジをしたでしょうか。努力の成果を3学期にぜひ活かして、さらなる成長と飛躍につなげてほしいと思います。

 さて、冬休みに校内を回ってみると、様々な場面で一生懸命に取り組んでいる大勢の皆さんがいました。また、先生方からも「よくやっていますよ」という報告をたくさんいただきました。例えば、大勢の皆さんが教室や大会議室などで補習や勉強に熱心に取り組んでいました。いわゆる「過去問」の演習に取り組んでいる生徒もいました。一人ひとりから真剣さが伝わってきました。部活動でも大勢の皆さんが元気に活動していました。大会・演奏会・合宿などに参加した皆さんもいました。成果が上がったことと思います。もちろん、自宅などで勉強をしていた皆さん、校外での活動に参加した皆さんも多かったと思います。それぞれの場面で自分自身を鍛え、成長したものと確信しています。

 さて、いよいよ新しい年が始まりました。1年の集大成となる3学期の始まりです。

 受験を迎える3年生にとっては、いよいよ本番です。センター試験・一般入試が近づいてきました。体調管理をしっかり行い、全力をふりしぼり、努力を続けてください。これからが勝負です。現役生は受験直前まで力が伸びます。まだがんばれます。自分の未来を自分の力でたくましく切り拓く、この気概を持ってチャレンジを続けてください。

 3年生の中にはすでに進路が決まった人もいます。毎日の高校生活に前向きに取り組んでください。クラスの仲間を応援し、支え合ってください。3年間でつくったチームワークを活かし、全員で協力して取り組んでください。高校生活は団体戦です。目標達成をめざして力を合わせてがんばってほしいと思います。

 1年生・2年生にお願いしたいことは、これまでと全く変わりません。勉強・部活動・学校行事、この3つに全力で取り組む、という高校生活の基本は変わりません。自分を鍛え高校生活を充実させる、という気持ちを持ち続けてください。

 1月は全員受験の英語検定があります。2月は大きな学校行事「3年生を送る会」が予定されています。部活動では3学期に公式の行事が予定されている部もあります。健闘を期待します。

 むすびに、先日読んだ本の中に印象に残った言葉がありましたので、紹介します。アメリカのハーバード大学で日本史を教えているデビッド・ハウエル教授の言葉です。アメリカの大学生が日本の歴史を学ぶ意義について、こんな説明をしています。

 「日本史を学んだから、一流企業に就職できるとか、そういう直接的な効果があるとは思いません。ハーバード大学の教員が教えているのは、良きアメリカ人になるためだけではなく、良き地球市民になるための教養です。だからこそ、アメリカ以外の国の文化や歴史について、学ぶことはとても大切なのです。」

 こんなセリフです。「良き地球市民になるための教養」。とてもいい言葉だと思いました。現代の社会は、国際化、グローバル化が一段と進んでいます。皆さんは将来そうした社会を生きていくことになります。「良き地球市民になるための教養」、私自身も肝に銘じたいと思います。皆さんも将来の究極の目標の一つだと考えてください。ぜひ心に留めて学ぶ気持ちを持ち続けてください。

 1年間のまとめ、3年生にとっては、高校生活のまとめとなる3学期です。皆さんの努力と健闘を期待して、あいさつとします。がんばってください。

 

校長挨拶(平成29年度二学期終業式)

全日制 2学期終業式

   平成29年12月22日(金) 

 おはようございます。2学期の終業式に当たり、ごあいさつを申し上げます。9月1日の始業式のあいさつで「充実の2学期をめざそう」、そして「全力でがんばろう」「自分を成長させよう」というお話をしました。皆さんは2学期どのような努力をして、どのように充実させたでしょうか。この機会にぜひ振り返ってみてください。

 おととい成績会議がありました。皆さんの日頃の学習の状況が報告されました。大勢の皆さんが日々の学習に熱心に取り組み、高い成果を上げていました。ぜひこの努力を続けてください。

 3年生は2学期から進学・就職の試験が始まりました。すでに進路が決まった人がいます。よくがんばりました。今も朝あるいは放課後校内を回ってみると、補習を受けている皆さん、教室や図書館などで自主的に勉強している、大勢の皆さんに会うことができます。いよいよ試験が近づいてきますが、最後まで全力でがんばってほしいと思います。

 次に、学校行事と生徒会活動ですが、委員や係の皆さんを中心によく取り組んでいました。9月のけやき祭は、皆さんのすばらしいチームワークで成功しました。10月の強歩大会は、今年からコースを変更して新たな大会として準備しましたが、雨で中止になってしまい非常に残念でした。来年に期待します。11月、2年生の修学旅行は非常に充実して成果が上がりました。12月の芸術鑑賞会、今年は国立劇場に出かけましたが、新たな学習ができた、とても意義深い行事になりました。球技大会も全学年実施できて本当に良かったと思います。学校行事で学んだ様々なこと、そして、いっそう強くなった仲間とのチームワークを活かして、高校生活のさらなる充実をめざしてほしいと思います。

 また、部活動でも多くの部が活躍しました。バトン部が1月東京で開催される全国大会に出場することになりました。全員で力を合わせての健闘を期待します。また、新人戦などの県大会に出場して活躍した部もありました。皆さんの努力に敬意を表します。文化部の皆さんも、コンクールや発表会など様々な場面でがんばりました。

 さて、明日から冬休みに入ります。2週間はあっという間に過ぎてしまいます。ぜひ緊張感を持って過ごしてほしいと思います。3年生は進路に向けての勉強、いよいよラストスパートです。最後の最後まで実力は伸びます。「目標を絶対に達成する」という強い意志を持ってがんばってください。1年生・2年生は、勉強、部活動、普段なかなかできない家族とのふれあいや家の手伝い、読書などにも取り組んでみてください。

 むすびに、「目の前のことに集中する」という話をします。先日、将棋の羽生善治さんが「永世7冠」を達成しました。永世称号の制度がある7タイトル戦すべてで永世資格を持つという、史上初めての快挙だそうです。羽生さんは常々こんなことを言っているそうです。「記録をめざすのではなく、目の前の一局一局に集中することが大切だ。」こんなセリフです。皆さんも自分のことを振り返ってみてください。物事がうまく進んでいないときは、先のこと、先のことを考えて不安になることがあるかもしれません。その時は「目の前の一局一局に集中する」というセリフを思い出してください。今日はこれをする。この1時間はこれをする。身近な目標を立てて取り組んでみてください。皆さんの道を切り拓くのは、地道な努力、集中する気持ちです。

 今日の言葉は、「目の前の一局一局に集中する」。この気持ちを忘れずに冬休みに自分自身をさらに鍛え、成長させてください。1月9日、全員がさらにたくましくなった姿でここに集まることを期待して、あいさつとします。

 

校長挨拶(平成29年度二学期始業式)

全日制 2学期始業式

     平成29年9月1日(金) 

 

 おはようございます。2学期の始業式にあたりごあいさつを申し上げます。

 40日間の夏休みが終わりました。1学期の終業式で「自分を鍛える」というお話をしました。皆さんはどのような目標を持ってどのようなチャレンジをしたでしょうか。その努力の成果を2学期ぜひ活かしてほしいと思います。

 さて、夏休みに皆さんが自分を鍛えている様子を校内でも校外でも何度も見ました。また、がんばっていますという報告もたくさん聞きました。

 大勢の皆さんが、補習や勉強、進路の準備・面接の練習などで登校していました。3年生を中心に集中して取り組んでいました。また、部活動、文化祭の準備、修学旅行の準備などを行っている皆さんもいました。暑い日が続いたり、雨の日が続いたり、過ごしにくい時期もありましたが、連日努力を続ける皆さんを見て非常に頼もしくうれしく思いました。

 また、地域の行事に参加した人、朝霞市・和光市などのボランティアとして子どもたちを指導してくれた人もいます。すばらしい体験ができたのではないかと思います。

 部活動では、大会やコンクールなどで大勢の皆さんががんばりました。陸上部3年生の高木縁里さんが8月の関東選手権大会「走り高跳び」に出場しました。社会人・大学生も参加するこの大会で高木さんは13位に入りました。よくがんばりました。

 7月の野球の県大会では、本校がベスト16というすばらしい結果を残しました。5回戦進出は6年ぶりという快挙でした。試合に出た選手はもちろん、ベンチで出番を待つ選手、スタンドで応援する部員、また、吹奏楽部・ジャズバンド部・バトン部、そして自主的に応援にかけつけてくれた大勢の皆さん、スタッフ・保護者・関係者・地域の皆さんの協力の賜物だったと思います。朝霞高校としてのすばらしい一体感を味わうことができました。

 文化部では、コンクールや展覧会で入賞した部がありました。 

 また、在校生と卒業生とで組織する「朝霞高校 若欅」が8月の彩夏祭に参加し、「優秀賞」・「県議会議長賞」を受賞しました。

 さて、3年生が引退した部活動が多いと思いますが、部によっては新人戦が始まりました。県大会出場を決めた部もあります。今後の活躍を祈ります。

 文化祭に向けては、生徒会役員や実行委員を中心に大勢の皆さんが協力して準備を進めてくれました。それぞれの参加団体の準備・宣伝活動など、かなり進みました。いよいよあと8日です。思い出に残る文化祭にしてください。

 また、夏休み中には学校見学会が2回開催されましたが、多くの部活動・生徒会役員の皆さんが協力してくれました。事前の清掃や会場準備、受付、校内の案内と学校紹介、部活動の成果の発表、後片付けなどでたいへんお世話になりました。参加された中学生と保護者の人数は、1回目と2回目がそれぞれ約700人、合わせて約1,400人でした。大勢の皆さんが来校してくださり、非常にありがたく思いました。お礼を言って帰る方もいらっしゃいました。

 また、今年は中学生向けの部活動体験を本格的に実施しました。2回行いましたが、200名近くの中学生が参加してくれました。実際に体験することで、朝霞高校の様子をより深く理解していただけたものと思います。学校見学会・部活動体験に協力してくれた皆さんに感謝します。

 さて、いよいよ2学期が始まりました。今日皆さんにお願いしたいことは、「充実の2学期」を目指す、ということです。ぜひ自分の目標を見据えて、着実な努力を続けてほしいと思います。

 勉強・部活動・学校行事に全力で取り組む、という基本は変わりません。3年生は進路に向けて全力でがんばってください。「夢の実現」、前進あるのみです。2年生・1年生も力を伸ばし自分を成長させてください。

 「充実の2学期」の実現、この目標に向かって元気にがんばってください。皆さんの健闘を期待してあいさつとします。

 

校長挨拶(平成29年度一学期終業式)

全日制 一学期終業式

   平成29年7月20日(木) 

 

 おはようございます。一学期の終業式に当たり、ごあいさつを申し上げます。

 4月当初皆さんにお願いしたことを思い出してください。2年生・3年生には始業式で「『なりたい』と『なる』は違う」という話をしました。1年生には入学式で「努力する、友情を大切にする」という話をしました。皆さんは、この1学期どのような目標に向かってどのようなチャレンジをしたでしょうか。この機会に振り返ってみてください。

 一昨日成績会議がありました。皆さんの日頃の学習状況が報告されました。大勢の皆さんが真面目に取り組み高い成果を上げていました。また、朝や放課後校内を回ってみると、補習を受けている生徒や自主的に勉強している生徒もいます。今年新しく設置された「朝高カフェ」も、テスト前などに大勢の皆さんが利用しています。ぜひこの勢いで努力を続けてほしいと思います。

 また、部活動では多くの部が県大会・関東大会などで活躍しました。陸上競技部の鈴木雅治君が6月の関東高校大会、110メートルハードルで北関東8位に入賞しました。また、高木縁里さんが6月の埼玉県選手権大会、走り高跳びで3位に入賞し8月の関東選手権大会に出場することになりました。文化部も様々な発表会などに参加しがんばっていました。大勢の皆さんの努力に敬意を表します。

 部活動を引退した3年生は、3年間がんばり抜いたという自信と誇りを持ってこれからの高校生活に臨んでください。大会や発表会をこれから迎える3年生は、最後まで全力でがんばってください。1年生・2年生もぜひ協力してください。

 次に、学校行事と生徒会活動ですが、委員や係の皆さんを中心によく取り組んでいました。体育祭では皆さんのすばらしい力を見ることができました。朝霞市のイベントで活躍した皆さんもいました。現在は文化祭の準備中ですが、全員で協力して取り組んでほしいと思います。

 さて、明日から夏休みです。いよいよ「勝負の夏」です。3年生は進路に向けての勉強、部活動継続中の人は毎日の活動、1年生・2年生も勉強と部活動、また、文化祭準備も進めなければなりません。

 今日皆さんにお願いしたいことを言います。それは「自分を鍛える」ということです。

 先日、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さんの講演を聞く機会がありました。羽鳥さんはこんなことをおっしゃっていました。

 「小学校・中学校・高校・大学と通いましたが、人生でいちばん影響を受けたのは高校です。いちばん印象に残っているのも高校です。先生と部活動をよく思い出します。3年間野球部でがんばりましたが、集中力を養うことができました。あの厳しさがあったからこそ、今も様々なことに耐えられます。高校時代の経験が役に立っています。」

 こんな話でした。「高校生活でがんばった経験が今の自分を支えている」という話でした。

 高校生活で自分を鍛えるチャンスはたくさんあります。ぜひ皆さんも様々な場面で高い目標を持ってチャレンジを続けてほしいと思います。40日間の夏休みこそ実力を伸ばすチャンスです。

 最後に、学校案内に載っている皆さんの先輩の言葉を一部ですが紹介します。

 「3年の夏まで部活を続けながら大学に合格することができたのは、部活を通して受験勉強を乗り越える上での精神面を鍛えることができたからだと思っています。また、けやき祭、体育祭、強歩大会などの学校行事がたくさんあります。これらを通して、現代の私たちに求められているコミュニケーション能力や忍耐力が身につき、仲間たちとの友情を深めることができました。」こんな言葉です。ぜひ心に留めてください。

 今日の結論は「自分を鍛える」。ぜひ夏休みに自分自身を成長させてください。9月1日、全員がさらにたくましくなった姿でここに集まることを期待してあいさつとします。

 

校長挨拶(平成29年6月朝礼)

朝礼 あいさつ     

 平成29年6月1日(木) 

 

 おはようございます。6月になりました。衣替えになり「心機一転」という言葉がふさわしい季節です。

 先日の体育祭は、全員が協力してよくがんばっていました。すばらしい体育祭でした。クラス、団、学年、そして学校全体の絆が非常に強くなりました。皆さんも、全力でがんばることと協力することのすばらしさなど、様々なことを学んだと思います。ぜひ、体育祭で学んだこと、そして、ますます強くなったチームワークを活かして、今日からの高校生活を充実させていただきたい、と思います。

 さて、新学期になって2か月経ちましたが、皆さんの毎日の活動状況はどうでしょうか。時々、授業中、あるいは、朝、放課後に校内を回っています。大勢の皆さんがよくがんばっています。授業を真面目に受けるのは当然ですが、その他に、補習を受けている皆さん、自主的に勉強している皆さん、また、部活動や生徒会活動に取り組んでいる皆さんをよく見かけます。非常に頼もしく、思っています。引き続き全力で取り組んでください。

 部活動では、多くの部が地区大会の上位や県大会で活躍しています。最後の大会が終了し、引退した3年生もいます。私もいくつかの部活動の試合や発表会の応援・見学に行きました。選手も応援の生徒もスタッフの生徒も、全員が心を一つにしてがんばっている様子を見て、胸が熱くなる思いを何回も体験しました。

 さて、今年度関東大会に出場することになったのは、陸上部の2名です。鈴木雅治君が110メートル・ハードルで県大会2位、赤須理玖君が400メートル・ハードルで県大会6位に入賞しました。関東大会は6月16日からです。この大会が夏のインターハイの予選です。健闘を期待しています。

 また、生徒会活動では、文化祭の準備が始まりました。各クラスでの話し合いも持たれました。クラス・委員会・部活動など、ぜひ全員で協力して盛り上げてほしいと思います。

 今日は「目標」の話をします。皆さんは、いろいろな場面で「目標を持とう」と言われていると思います。実際に大勢の皆さんが「3年後にはこうなりたい」とか、「今年はこれを実行しよう」などと考え、日々努力していることと思います。2か月前、新学期を迎えた時の皆さんの目標は、どんなものだったでしょうか。そして、現在はどんな状況でしょうか。今日はぜひこれまでを振り返り、決意を新たにしていただきたいと思います。

 「公務員ランナー」と呼ばれる川内優輝さんのことをお話しします。これは2年前の卒業式で触れた話です。3年生は思い出しながら聞いてください。川内優輝さん、埼玉県の職員として働きながらマラソンを走り、世界選手権などの大会で活躍しています。川内選手は、目標の立て方についてこんな工夫をしているそうです。すなわち、「ちょっと努力すれば手が届きそうな目標を立てる」ということです。あまりに大きく遠い目標を立ててしまうと、どうせできない、と途中であきらめてしまいがち。そうならないためにも、少しがんばれば届く目標をコツコツ積み上げていくそうです。

 以前、別のマラソンランナーはこんな話をしていました。「練習やレースで苦しい時は、まず次の電柱まで走ろう、と念じながら走った。」このような内容でした。

 2人の話には共通点があります。身近な目標を設定して、まずはその実現に向かって努力する、ということです。

 これは、まさに皆さんの高校生活に当てはまると思います。究極の目標に向かう前の段階として、今月は何をやるか、今週は何をやるか、今日は何をやるか、そうした身近で具体的な目標をぜひ考えてください。

 今日の結論は「身近な目標を立てる」です。「高校生活は団体戦」、一緒にがんばる仲間、応援してくれる仲間がいます。皆さんの健闘を期待してあいさつとします。がんばってください。

 

校長挨拶(平成29年度1学期始業式)

全日制 1学期始業式

    平成29年4月10日(月) 

 

 おはようございます。いよいよ今日から新しい学年が始まります。平成29年度のスタートです。

 春休み中も大勢の皆さんが登校して、様々な活動に取り組んでいました。補習や勉強でがんばっている皆さん、部活動や生徒会活動に参加している皆さん、様々な場面で熱心に取り組む姿は、すばらしいものでした。自宅で勉強をがんばった皆さんもいたことと思います。また、部活動の合宿や練習試合・発表会などでも成果が上がったと聞いています。非常にうれしく思っています。

 さて、新学期が始まりました。新しい出会いがあり、新しい友人ができます。後輩も入学してきます。皆さんが今持っている「やるぞ」という新鮮な気持ち、この決意を忘れずに、今年度も、勉強、部活動、学校行事、この3つに全力で取り組み、自分を成長させてほしいと思います。

 3年生は最上級生です。進路を決める時期が近づいて来ます。部活動によっては大会が始まりました。学校行事や生徒会活動の中心としても、活躍しなければなりません。やることがたくさんあります。様々な面で大きな期待が寄せられています。これまでの2年間で培った力を発揮して、大きく飛躍する1年にしてほしいと思います。卒業する時に「高校3年間で自分はこれをがんばった、100%がんばり抜いた、悔いはない」と胸をはって言えるように、日々の努力を続けてほしいと思います。

 2年生は「中堅学年」と言われます。学校の要です。3年生に協力し、支えていく。学校をリードする立場に近づき、その準備をしていく。また、1年生を指導し、朝霞高校の伝統を引き継いでいく。1年後に向けて力を蓄えていく時期だと思います。ぜひ日々の努力を続けてください。

 さて、今日皆さんにお話ししたいことは、「なりたい」と「なる」の違いです。

 皆さんは、昨年プロ野球で日本一になったチームを覚えていますか。北海道日本ハムファイターズです。そのファイターズの監督、栗山英樹さんの言葉を紹介します。

 

 僕はこう思います。自分には大き過ぎる夢でも、現実離れした目標でも、最後まであきらめなければかなりの確率で実現する可能性がある、と。「頑張っているけど、なかなかうまくいかない」と言われたら、「頑張っているのは分かる。でも、命がけで頑張っているか? 違う頑張りかたもあるんじゃないか?」と言いたい。「なりたい」と「なる」は、似ているけれど違うものです。「なりたい」という気持ちには、うまくいかないと弱い気持ちが入り込んできます。「ああやっぱり、僕には無理かなあ」というものです。でも、「なる」という気持ちは、簡単にはぐらつきません。失敗したらもっと頑張らなきゃいけないと自分を奮い立たせるし、別の頑張りかたを考えるはずです。両親や先生、監督や友だちといった周りの人たちに、アドバイスを求めたりもするでしょう。それが大事なのです。大きな志を抱いていれば、周りの人たちは必ず助けてくれます。夢を一緒に追いかけてくれます。それがまた、「なる」という気持ちを逞しくしていく。夢に向かっていく突破口が開けてくる。あきらめなければ、どこかに道があるのです。

 

 以上が、栗山監督のことばです。

 ぜひ、皆さんも様々な場面であきらめずにチャレンジしてください。自分の目標に向かって果敢に挑戦してください。

 以前も申し上げましたが、「高校生活は団体戦」です。がんばっているのは自分だけではありません。苦しんでいるのも自分だけではありません。周りの大勢の人が自分と同じようにがんばっている。このことを忘れずに努力を続けてください。

 「なりたい」ではなく、「なる」。この言葉を心にとめて、仲間と協力して、互いに励まし合いながらがんばる、そういう充実した1年間にしてほしいと思います。

 平成29年度、皆さんの健闘、そして朝霞高校の躍進を期待して、あいさつとします。

 

校長挨拶(第52回卒業証書授与式)

平成28年度 全日制 卒業式式辞

 

 厳しかった冬がようやく去り、春の訪れを感じる季節になりました。梅の香かおる、このき日に、大勢のご来賓の皆様、並びに保護者の皆様のご臨席をり、ここに、埼玉県立朝霞高等学校第52回卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、私ども教職員、在校生にとりましても、大きな喜びとするところでございます。ご臨席りました皆様に厚く御礼を申し上げます。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。今、皆さんは高校生活の様々な場面を思い出し、感激にっていることと推察いたします。本日この日を迎えられたのは、皆さん自身の努力の成果ですが、これまで愛情を持って育ててくださったご家族あってのことです。感謝の気持ちを持ち続けていただきたいと思います。

 皆さんは本校で全ての活動で全力を出し切り、すばらしい高校生活を実現しました。日々の授業や補習に真剣に臨む姿、部活動に熱心に打ち込む姿、けやき祭や体育祭などの学校行事に全員で協力して取り組む姿など、皆さんが努力する姿は、非常にすばらしいものでした。全国大会や関東大会で活躍した部活動もありました。朝高生の真価を発揮し躍動する皆さんの勇姿を拝見し、私も幾多の感動を体験することができました。一人ひとりが立派に成長し、高校生活の目標を達成できました。三年間努力を続け、朝霞高校の躍進を支えてくださった皆さんに、改めて心から敬意と感謝を表します。

 本日の門出に当たり、のことばを贈ります。それは、「目標を持って勉強を続ける」ということです。卒業は新たなスタートです。本日から新たな人生に旅立つ皆さんには、目標を持ち、学び続けて、自分の人生を切りいていっていただきたいと思います。

 現在の日本、現在の社会には、多くの課題があります。経済と雇用、格差、少子高齢化と社会保障、環境とエネルギー、などの課題です。また、人工知能などの研究が進み、将来の職業や社会の在り方がどう変化していくか、予想がきわめて困難な状況です。今後こうした課題を解決し、社会を発展させていくのは、皆さんの若い力です。ぜひ自分を磨き続けてください。

 さて、勉強を続けるときに大事なことを申し上げます。一昨年ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんのことは、皆さんはよく御存じだと思います。埼玉県出身ということも話題になりました。梶田さんは研究の方法について次のような発言をしています。「自分の進んでいる道が正しいと思ってがんばった」。このような発言です。確信を持って進んでいくことの大切さを指摘しています。また、梶田さんの研究は、大勢の仲間との国際共同実験だったことでも有名です。先生や仲間と話し合う機会もあったはずです。自分で考えることと周囲の意見を聞くことの両方を実践してこその快挙だったと思います。

 中国の古典『論語』にも、同様の趣旨の言葉が残されています。孔子の言葉を紹介します。「学んで思はざれば則(すなは)ち罔(くら)し。思ひて学ばざれば則(すなは)ち殆(あや)ふし」。この言葉の意味は次のように考えられています。「人から学ぶだけで自分で考えなければ、物事は理解できない。自分で考えるだけで人から学ばなければ、独断になり危険である」。

 二つの言葉を紹介しました。自分で考えることと人から学ぶことの両方が必要です。ぜひ心に刻んでください。そして、将来どのような立場になろうとも、「あの人がいないと困る」、そう評価される人間を目指してほしいと思います。卒業生の皆さんには、伝統ある朝霞高校で学んだという自信と誇りを持ち、高校時代の仲間を大切にして、将来、社会で活躍することを心から期待します。

 次に、在校生の皆さんに一言お話しします。これから本校の中心となって活躍していくのは、皆さんです。朝霞高校の54年の歴史と伝統を受け継ぎ、さらに発展させていくことが在校生のつとめです。ぜひ自覚を持って日々の努力を重ねてください。

 結びにあたり、これまでお子様を励まし支えてこられました保護者の皆様に、本日の卒業を迎えられましたことに、心からお祝いを申し上げます。また、本校の教育活動の充実・発展のために、様々な面でご理解とご協力をりましたことに、心から感謝申し上げます。

 また、ご来賓の皆様には、今後も引き続き、卒業生並びに本校に対しまして、特段のご指導とご支援をりますようお願い申し上げます。

 卒業生の皆さんの新たな人生に、多からんことをお祈りするとともに、ご臨席をりました皆様に重ねて御礼を申し上げ、式辞といたします。

 

                  平成29年3月14日

                  埼玉県立朝霞高等学校長 安食邦明

 

校長挨拶(3学期始業式)

全日制 3学期始業式

     平成29年1月10日(火) 

 おはようございます。3学期の始業式に当たり、ごあいさつを申し上げます。

 2週間の冬休みが終わりました。皆さんはどのような毎日を過ごしたでしょうか。休みの前に「夢を持ち続ける、この気持ちを忘れずに、自分自身をさらに鍛え、成長させてください」とお話ししました。2週間という短い期間でしたが、皆さんはどのようなチャレンジをしたでしょうか。その努力の成果を今日から始まる3学期でぜひ活かして、さらなる成長と新たな飛躍につなげてほしいと思います。

 さて、冬休みに校内を回ってみると、様々な場面で一生懸命に取り組んでいる大勢の皆さんがいました。また、先生方からも「よくやっていますよ」という報告をたくさんいただきました。

 例えば、大勢の皆さんが教室などで補習や勉強に熱心に取り組んでいました。真剣さが伝わってきました。部活動でも、元気に活動している皆さんが大勢いました。大会や合宿に行った部もありました。多くの部が真面目に活動していました。成果が上がったことと思います。気温が低かったり、風が強かったり、大変なときがあったかもしれません。厳しい状況の中でも一生懸命にがんばっている皆さんを見て、非常にうれしく、頼もしく思いました。

 もちろん、自宅などで勉強に集中していた皆さん、校外での活動に参加した皆さんも多かったと思います。それぞれの場面で自分自身を鍛え、実力を伸ばしてくれたものと確信しています。

 さて、いよいよ新しい年が始まりました。そして、1年間の集大成となる3学期の始まりです。1・2学期、努力したけれども結果が出なかった、という生徒もいると思います。これからのがんばりに期待します。

 これから受験する3年生にとっては、いよいよ本番です。センター試験や一般入試が目前に迫ってきました。ぜひ体調管理をしっかり行い、全力をふりしぼり、自分を信じて努力を続けてください。この1か月、2か月のがんばりが大きくものを言います。現役生は受験直前まで力が伸びます。勝負はこれからです。自分の未来は自分の力でたくましく切り拓く、この気持ちを持ってチャレンジを続けてください。

 3年生の中には、すでに進路が決まった人もいます。卒業まで毎日の学習や高校生活に前向きに取り組んでください。クラスでお互いを応援し、支え合ってください。3年間でつくったチームワークを生かし、全員で協力して団体戦に臨む気持ちで取り組んでください。そして、一人ひとりの目標達成をめざしてがんばってほしいと思います。

 1年生・2年生にお願いしたいことは、これまでと全く変わりません。勉強・部活動・学校行事、この3つに全力で取り組む、という高校生活の基本は変わりません。あらゆる場面で自分を鍛え、高校生活を充実させてください。2月には大きな学校行事、「3年生を送る会」が予定されています。部活動では、3学期に大会や発表会が行われる部もあります。健闘を期待します。そして、先輩方が卒業した後には、後輩が入学してきます。1年生・2年生の責任が大きくなっていきます。今はその準備期間です。さらなる努力を期待します。

 むすびに、冬休みに印象に残ったできごとと言葉がありましたので、紹介します。正月に行われた「箱根駅伝」で青山学院大学が3連覇を達成しました。主将の安藤悠哉選手のコメントを紹介します。「努力すれば夢はかなう。この経験は社会で必ず生きる」。こんな発言でした。「努力すれば夢はかなう」。短い言葉ですが、力強く、重みのある言葉です。大勢の人に勇気をもたらす言葉です。ぜひ皆さんの心にも留めておいてください。

 1年間の総決算、3年生にとっては、高校生活の総決算の3学期です。ぜひ目標を持って、仲間と協力して努力を続けてください。皆さんの努力と健闘を期待してあいさつとします。がんばってください。

 

校長挨拶(2学期終業式)

全日制 2学期終業式

   平成28年12月22日(木) 

 

 おはようございます。2学期の終業式に当たり、ごあいさつを申し上げます。

 9月1日の始業式のあいさつで、「充実の2学期を実現しよう」「努力・気迫・感謝という言葉を胸に刻んでがんばろう」というお話をしました。皆さんは、2学期どのような努力をして、どのように充実させたでしょうか。この機会にぜひ振り返ってみてください。

 一昨日成績会議がありました。皆さんの日頃の学習の状況が報告されました。大勢の皆さんが日々の学習に熱心に取り組み、高い成果を上げていました。ぜひこの努力を続けてください。

 3年生は2学期から進路の試験が始まりました。すでに進学・就職が決まった人がいます。よくがんばりました。今も、朝早く、あるいは放課後、校内を回ってみると、補習を受けている、あるいは、教室や図書室・大会議室などで自主的に勉強している、大勢の皆さんに会うことができます。いよいよ試験が近づいてきますが、最後まで全力でがんばってほしいと思います。

 次に、学校行事と生徒会活動ですが、委員や係の皆さんを中心によく取り組んでいました。9月のけやき祭は、皆さんのすばらしいチームワークで成功しました。10月の強歩大会、11月の2年生の修学旅行などにも意欲的に取り組んでくれました。それぞれに成果が上がりました。学校行事で学んだ様々なこと、そして、いっそう強くなった仲間との絆を、今後の高校生活にぜひ活かしてほしいと思います。

 また、部活動では、多くの部が活躍しました。県大会・関東大会に出場した部もありました。陸上競技部の2年生、鈴木雅治君、赤須理玖君、高木縁里さんの3人が、10月の関東新人大会に出場しました。高木縁里さんが女子走り高跳びで関東大会第2位に入賞しました。努力に敬意を表します。文化部の皆さんも、コンクールや発表会など、様々な場面でがんばってくれました。

 さて、明日から冬休みに入ります。2週間緊張感を持って過ごしてほしいと思います。3年生は進路に向けての勉強、ラストスパートです。「目標を絶対に達成する」という強い意志を持ってがんばってください。1年生・2年生は、時間をかけての勉強、部活動、普段なかなかできない家族とのふれあいや家の手伝い、読書などにも取り組んでみてください。

 最後に「夢を持ち続ける」という話をします。

 皆さんは、今年、ノーベル賞、医学生理学賞を受賞した人を覚えていますか。東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんですね。その大隅さんのモットーは、「人がやらないことをやる」「流行ではなく、おもしろいと思うことをやる」というものだそうです。誰も取り組んでいなかった、細胞内の「オートファジー」というものの解明の道を、ひたすら突き進んできたそうです。受賞が決まった時のコメントも、「だれもやらないことをやろう、とこだわり続けた」、というものでした。

 まさに、自分の夢にこだわり、あきらめずに夢を持ち続け、目標を持ち続けて努力を重ねてきたのだ、ということがよくわかりました。

 皆さんも、一人ひとり夢や目標があると思います。実現に向かう過程で、順調に行くときも、行かないときもあります。悩むこともあるかもしれません。しかし、大事なのは、「夢の実現」に向かってあきらめずに一歩ずつでも前進していくことだと思います。「夢を持ち続ける」、ぜひかみしめてほしい言葉です。

 毎日の高校生活をさらに充実させてください。同じようにがんばっている人が必ずいます。応援してくれる人が必ずいます。チームワークをさらに強くして前進してほしいと思います。

 今日の結論は「夢を持ち続ける」。この気持ちを忘れずに、冬休みに自分自身をさらに鍛え、成長させてください。1月10日、全員がさらにたくましくなった姿でここに集まることを期待して、あいさつとします。

 

校長挨拶(全日制朝礼)

全日制 朝礼

   平成28年10月3日(月) 

 

 おはようございます。10月になりました。「充実の2学期」、皆さんのがんばりはどうでしょうか。

 9月のけやき祭は、皆さんの協力で非常にすばらしい文化祭になりました。文化祭実行委員・生徒会本部役員・各種委員会の皆さんには、たいへんお世話になりました。また、全てのクラス・参加団体がよく取り組んでいました。いい思い出ができたと思います。来校された方の人数は昨年より多い3,340名です。大勢の皆様に、朝高生のチームワークとがんばりをお伝えすることができました。協力してくれた皆さんに感謝します。

 先日から授業の見学を始めました。皆さんが熱心に取り組んでいる姿を見て、とてもうれしく思っています。

 部活動では、先日まで3年生が活動して引退した部があります。3年間よくがんばりました。ぜひ誇りを持って今後の高校生活に臨んでください。新人戦では多くの部が活躍しています。陸上競技部の鈴木雅治君、赤須理玖君、高木縁里さんが関東新人大会に出場することになりました。健闘を期待します。

 9月のできごとを2つ紹介します。

 1つ目は教育委員会の学校訪問です。20日担当の方が4名来校され、授業見学、話し合いなどを行いました。担当の方の感想として「生徒が一生懸命ですばらしい。これからも、先生方も生徒さんもさらにがんばってください」とおっしゃっていました。非常にありがたい言葉でした。

 2つ目は24日の第3回学校見学会です。今回は新たな試みとして「部活動体験」を行いました。大勢の部活動の皆さん、生徒会役員の皆さんの協力で無事終了することができました。朝霞高校の状況を中学生と保護者の方に十分に理解していただけたと思います。協力してくれた皆さんにお礼を申し上げます。

 また、日常の生活の話にもどりますが、時々校内を回ると朝早くから補習を受けている、自主的に勉強をしている、放課後部活動に打ち込んでいる、いろいろな皆さんに会うことができます。とても頼もしく思っています。

 さて、私は普段皆さんに「がんばれ、がんばれ」と言っていますが、自分が高校生の時はどうだったのだろうかと考えてみました。失敗もたくさんありましたが、今日は自分の高校生活でこれが良かったと思うことを3点、簡単に紹介します。

 1点目。たった1回ですが、限界までがんばった経験です。3年生の時です。帰宅してからひたすら勉強しました。夜遅くまでずーっと机に向っていると、これ以上できないという感覚になりました。力を出し切った感覚でしょうか。たった1回ですが、この経験が自信になりました。その後くじけそうになった時、あの時あれだけがんばれたと自分を励ましてくれました。

 2点目。何でもチャレンジするということです。例えば、この教科は受験に関係ないとか、体育でこの種目は苦手だなどと考えないで、何でもやってみました。高校で学ぶものは社会で必要な基礎基本です。知識を増やし、視野を広げる様々なチャレンジが大切です。

 3点目は、一緒にがんばる仲間を持つということです。高校生活の途中から、同じ中学出身の友人と朝早く家を出て汽車の中や学校で勉強しました。あの友人もがんばっているから自分も負けられない。そんな気持ちでした。1人ではたいへんなことでも仲間がいるとできることがあります。

 まとめます。①限界まで。②チャレンジ。③友人を持つ。参考になることがあればぜひ実践してみてください。

 皆さんの健闘を期待します。

 

校長挨拶(2学期始業式)

全日制 2学期始業式

     平成28年9月1日(木) 

 

 おはようございます。2学期の始業式にあたり、ごあいさつを申し上げます。

 40日間の夏休みが終わりました。1学期の終業式で「高い目標を持ち続ける」というお話をしました。皆さんは、どのような目標を持って、どのようなチャレンジをしたでしょうか。努力の成果を2学期でぜひ活かしてほしいと思います。

 さて、夏休みに皆さんががんばっている様子を、校内でも校外でも何度も見ました。また、がんばっていますという報告もたくさん聞きました。

 大勢の皆さんが、補習や勉強、進路の準備などで登校していました。部活動、文化祭準備などに取り組んでいる人もいました。暑さに負けずに、連日努力を続ける皆さんを見て、非常にうれしく思いました。

 また、地域の行事に参加した人、地域のボランティアとして小学生たちを指導してくれた人もいます。すばらしい体験ができたと思います。

 部活動では、大会などを目指してがんばった3年生が大勢いました。部によっては新人戦が始まりました。県大会出場を決めた部もあります。

 文化祭に向けては、生徒会役員や実行委員を中心に大勢の皆さんが協力して準備を進めてくれました。いよいよあと9日です。思い出に残る文化祭にしてください。

 また、夏休み中には学校見学会が2回開催されましたが、多くの部活動・生徒会役員の皆さんが協力してくれました。事前の清掃や会場準備、受付、校内の案内と学校紹介、部活動の成果の発表、後片付けなど、それぞれの仕事をきちんと果たしてくれました。

 参加された中学生と保護者の人数は、1回目が約700人、2回目が約800人、合わせて1,500人でした。大勢の皆さんが来校してくださり、非常にありがたく思いました。帰る時に「生徒さんの案内と説明が良かったです。ありがとうございました」と、おっしゃる方もいました。協力してくれた皆さんに感謝します。

 いよいよ2学期が始まりました。今日皆さんにお願いしたいことは、「充実の2学期」を目指す、ということです。ぜひ、自分の目標を見据えて着実な努力を続けてほしいと思います。

 勉強・部活動・学校行事に全力で取り組む、という基本は変わりません。3年生は、進路に向けて全力でがんばってください。2年生・1年生も、力を伸ばし、自分を成長させてください。

 さて、今年の夏はリオデジャネイロ・オリンピックが開催されました。大勢の日本の選手が活躍し、たくさんのメダルを獲得していました。テレビや新聞などでも大きく取り上げられていました。

 新聞に試合後の選手たちのコメントがたくさん掲載されていました。よく読んでみると、コメントには共通点があるように感じました。

 3つの場面・段階に分けて、コメントを2つずつ紹介します。

 まず、オリンピックを迎えるまでのことです。

○体操の内村選手「ここまですごく努力してきた結果だと思う。」

○レスリングの土性選手「涙は無駄じゃなかった。」

キーワードは「努力」だと思いました。

 2番目は、試合の前、試合の途中で考えたことです。

○バドミントンの高橋選手「倒れるくらいやろうと思っていた。」

○陸上のケンブリッジ選手「絶対負けない気持ちで走った。」

キーワードは「気迫」でしょうか。

 3番目は、大会前、試合中など、様々なことを振り返って、

○バドミントンの奥原選手「みんなに支えられてここまで来ることができた。

 コートに立てていることに感謝したい。」

○レスリングの伊調選手「自分一人の力では勝てなかったと思いますし、たく

 さんの人が背中を押してくれたので、ポイントを最後に取れたと思います。」

キーワードは「感謝」ですね。

 このように、「努力」、「気迫」、「感謝」という内容のコメントが多かったと思います。

 この3つの言葉は、まさに皆さんの高校生活に通じます。「充実の2学期」の実現、この目標に向かって、「努力」、「気迫」、「感謝」の言葉を胸に刻んでがんばってください。皆さんの健闘を期待して、あいさつとします。

 

校長挨拶(1学期終業式)

1学期終業式

   平成28年7月20日(水) 

 

 おはようございます。1学期の終業式に当たり、ごあいさつを申し上げます。

 4月当初皆さんにお願いしたことを思い出してください。2年生・3年生には、始業式で「チャレンジすることの大切さ」という話をしました。1年生には、入学式で「努力と協力」という話をしました。皆さんはどのような目標に向かって、どのような努力、チャレンジをしたでしょうか。この機会に振り返ってみてください。

 昨日成績会議がありました。皆さんの日頃の学習の様子が報告されました。大勢の皆さんが日々の学習に真面目に取り組み、高い成果を上げていました。また、朝や放課後、校内を回ってみると、補習を受けている生徒や自主的に勉強している生徒もいます。ぜひこの勢いで努力を続けてほしいと思います。

 また、部活動では、多くの部が地区大会の上位、県大会などで活躍しました。陸上競技部の2年生高木縁里さんが、北関東大会、走り高跳びで7位に入賞しました。また、女子ソフトテニス部は県大会団体戦で3位に入賞しました。文化部では、昨年末にも紹介しましたが、書道部の3年生千坂明日香さんの作品が、今月末広島市で開催される全国高校総合文化祭に、埼玉県代表として出品されます。

 大勢の皆さんの努力に敬意を表します。いくつかの部活動の試合の応援に行きましたが、選手も応援の生徒も全員が協力して必死にがんばっている姿を何回も見ました。朝高生のチームワークと底力に触れて感動しました。

 部活動を引退した3年生は、3年間がんばり抜いたという誇りを持って、これからの高校生活に臨んでください。また、これから大会や発表会を迎える3年生は、悔いのないように最後までがんばってください。1年生・2年生もぜひ協力してください。

 次に、学校行事と生徒会活動ですが、委員や係の皆さんを中心によく取り組んでいたと思います。体育祭では皆さんのすばらしい団結力とパワーに触れることができました。現在は文化祭に向けて準備が進められていますが、全員で協力して取り組んでほしいと思います。

 さて、明日から夏休みです。この夏は「勝負の夏」です。3年生は進路に向けての勉強、部活動継続中の人は毎日の活動、1年生・2年生も勉強と部活動、また、文化祭準備も進めなければなりません。

 今日皆さんにお願いしたいことを言います。それは、「高い目標」、「高い目標を持ち続ける」ということです。

 これからの高校生活では、様々な壁にぶつかり、思うように行かないことがあるかもしれません。その時どう判断するか。「この目標は高すぎた。やっぱりこっちの目標に変えよう。」こう考えるかもしれません。その後で、また、うまく行かないこともあるでしょう。その時、また、目標を変更する、ということがあるかもしれません。目標を1回変えると、2回、3回と変えてしまう可能性があります。目標が低くなるにつれて、努力しなくなります。これは悪循環です。

 ですから、目標を決めたら簡単には変えない。ひたすらがんばり続ける。この気迫が必要だと思います。

 「高い目標」。これを掲げて、この夏休みも努力を続けてください。40日間の夏休みこそ実力を伸ばすチャンスです。

 最後に、学校案内に載っている皆さんの先輩の言葉を紹介します。「先生方に相談したり、周りの友達と切磋琢磨することで、自分も周りのみんなもゼロから目標に向けてグングン伸びていきました。目標に向かって頑張る人には先生方が全力でサポートしてくれるのも朝霞高校の魅力です。周りのみんなも同じように頑張っているので、自分も頑張れるのだと思います。」こんな言葉です。すばらしいメッセージです。

 今日の結論は「高い目標」。ぜひ夏休みに、仲間と一緒に自分自身を成長させてください。9月1日、全員がさらにたくましくなった姿でここに集まることを期待して、あいさつとします。

 

校長挨拶(1学期始業式)

1学期始業式

     平成28年4月8日(金) 

 

 おはようございます。いよいよ今日から新しい学年が始まります。平成28年度のスタートです。

 春休み中も、大勢の皆さんが登校して様々な活動に取り組んでいました。教室で勉強をしている皆さん、部活動や生徒会活動に励んでいる皆さん、様々な場面でがんばる姿は、すばらしいものでした。部活動の合宿や練習試合・発表会などにおいても成果が上がったと聞いています。非常にうれしく思っています。

 さて、始業式のあいさつの前に1点大事な連絡があります。皆さんの成績のつけ方が今年度から変わります。昨年度までは「5段階評価」でしたが、今年度から、1学期と2学期の成績は「10段階評価」となります。承知しておいてください。

 さて、新学期です。皆さんは年次が一つ上がり、クラスも変わりました。新しい出会いがあり、新しい友人ができます。後輩も入学してきます。今持っている新鮮な気持ち、「やるぞ」という決意を忘れずに、勉強、部活動、学校行事、この3つに今年度も全力で取り組んでほしいと思います。

 3年生は最上級生です。進路を決める時期が近づいて来ます。部活動の大会も近づいてきます。生徒会活動や学校行事の中心としても活躍しなければなりません。やることがたくさんあります。様々な面で大きな期待が寄せられています。これまで培ってきた力を発揮して、大きくはばたく、飛躍する1年にしてほしいと思います。卒業する時に「高校3年間で、自分はこれをがんばった、100%がんばり抜いた」と胸をはって言えるように、日々の努力を続けてほしいと思います。

 2年生は、「中堅学年」、学校の要です。様々な場面で3年生に協力し、支えていく。学校をリードする立場に近づき、その準備をしていく。また、1年生を指導し、朝霞高校の伝統を引き継いでいく。1年後、2年後に向けて力を蓄えていく時期だと思います。

 さて、今日、皆さんにお話ししたいことは、「チャレンジすることの大切さ」です。

 皆さんは、昨年、ノーベル賞、医学生理学賞を受賞した日本人を覚えていますか。北里大学特別栄誉教授の大村智先生でしたね。研究の内容は「微生物の研究」でした。そこから様々な抗生物質を開発し、非常に多くの人々の命を救った、と高く評価されての受賞でした。大村先生の経歴、すなわち、大学卒業後の5年間、都立高校の定時制で教員をしていた、その後本格的な研究の道に入った、という経歴も話題になりました。

 その大村先生は、ノーベル賞受賞が決定した後の記者会見で、学生たちに向かってこのような話をしたそうです。

 「『失敗するんじゃないか』と思うのでなく、失敗してもやってみようという気持ちが大切。成功した人は失敗をなかなか言わないが、人よりヘマしていると思う。やりたいことをやりなさい。」

 こんなメッセージだったそうです。「失敗してもやってみようという気持ちが大切」。私たちを励ましてくれる、力強い言葉だと思います。

 「失敗したらどうしよう」という不安や緊張が強い時は、うまくいかない。だめでもともとと開き直った方がいい時もある、といろいろな人が言っています。皆さんの中にもそういう経験をした人もいるのではないでしょうか。

 ぜひ、皆さんも様々な場面で思い切ってチャレンジしてください。自分の目標に向かって果敢に挑戦してください。なかなか結果は出ないかもしれません。しかし、「夢」に向かって挑戦を続けることが、道を切り拓く第一歩になると思います。

 以前も申し上げましたが、「高校生活は団体戦」です。みんながんばっています。みんな苦しんでいます。周りの大勢の人が、自分と同じようにがんばっている。このことを忘れずに、努力を続けてください。仲間と協力して、互いに励まし合いながらがんばる、そういう充実した1年間にしてほしいと思います。

 平成28年度、皆さんの健闘、そして朝霞高校の躍進を期待して、あいさつとします。

 

校長挨拶(第51回卒業証書授与式)

第51回卒業証書授与式 式辞

 

 厳しかった冬がようやく去り、春の訪れを感じる季節になりました。梅の香かおる、この佳き日に、大勢のご来賓の皆様、並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、ここに、埼玉県立朝霞高等学校 第51回卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、私ども教職員、在校生にとりましても、大きな喜びとするところでございます。ご臨席賜りました皆様に厚く御礼を申し上げます。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。今、皆さんの胸中には、高校生活の様々な思い出がよみがえり、感激に浸っていることと推察いたします。本日、この日を迎えられたのは、皆さん自身の努力の結果でありますが、これまで愛情を持って育ててくださったご家族あってのことです。感謝の気持ちを忘れないでいただきたいと思います。

 皆さんは、本校であらゆる活動に熱心に取り組み、着実に成果を上げ、すばらしい高校生活を実現しました。毎日の授業や補習に真剣に臨む姿、部活動に全力で打ち込む姿、けやき祭や体育祭などの学校行事に全員で協力して取り組む姿など、皆さんががんばり、そして、躍動する姿は、非常にすばらしいものでした。全国大会や関東大会で活躍した部活動もありました。朝高生としての真価を発揮する皆さんの勇姿を拝見し、私も幾多の熱い思いを体験することができました。一人ひとりが立派に成長し、高校生活の目標を達成できたと確信いたします。3年間努力を続け、朝霞高校の躍進を支えてくださった皆さんに、改めて、心から敬意と感謝を表します。

 本日の門出に当たり、餞のことばを贈りたいと思います。それは、「目標を持つこと」と「感謝すること」です。卒業は新たなスタートです。本日から新たな人生に旅立つ皆さんには、目標を持ち、感謝の気持ちを忘れることなく、自分の人生を切り拓いていっていただきたいと思います。

 「公務員ランナー」と呼ばれる、川内優輝さんのことを、皆さんはよくご存知だと思います。埼玉県の職員として働きながらマラソンを走り、世界選手権などの大会ですばらしい成績を収めています。川内選手は、目標の立て方について、こんな工夫をしているそうです。すなわち、「ちょっと努力すれば手が届きそうな目標を立てる」ということです。あまりに大きく遠い目標を立ててしまうと、どうせできない、と途中であきらめてしまいがち。そうならないためにも、少しがんばれば届く目標をコツコツ積み上げていくそうです。また、川内選手を大学時代に指導した津田誠一さんは、「今日もまた走れることに心から感謝する」と言っています。チャレンジできる環境にいることに感謝し、目標を持って努力を続けることが大事だと教えてくれています。皆さんも、「目標」と「感謝」、この二つの言葉を胸に刻んで、羽ばたいてほしいと思います。

 さて、現在の日本、現在の社会には、様々な課題があります。経済と雇用、格差、少子高齢化と社会保障、環境とエネルギーなどの課題です。これらを解決し、社会をさらに発展させていくためには、皆さんの若い力が必要です。皆さんに目指してほしい人間像は、「世界のどこかを支える人間」、「社会のどこかを支える人間」です。リーダーとして、チームの先頭に立って引っ張っていく人もいるでしょう。また、縁の下の力持ちとして、組織を支える人もいるでしょう。立場はそれぞれ違っても、「あの人がいないと困る。」、そう評価される人間を目指してほしいと思います。卒業生の皆さんには、伝統ある朝霞高校で学んだという誇りと自信を持ち、高校時代の仲間や思い出を大切にして、将来社会で活躍することを心から期待します。

 次に、在校生の皆さんに一言お話しします。これから、本校の中心となって活躍していくのは、皆さんです。先輩方の築いた伝統を受け継ぎ、さらに発展させていくことが在校生の務めです。ぜひ自覚を持って日々の努力を重ねてください。

 結びにあたり、これまでお子様を励まし支えてこられました保護者の皆様に、本日の卒業を迎えられましたことに、心からお祝いを申し上げます。また、本校の教育活動の充実・発展のために、様々な面でご理解とご協力を賜りましたことに、心から感謝申し上げます。

 また、ご来賓の皆様には、今後も引き続き、卒業生並びに本校に対しまして、特段のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 卒業生の皆さんの新たな人生に、幸多からんことをお祈りするとともに、ご臨席を賜りました皆様に重ねて御礼を申し上げ、式辞といたします。

 

                     平成28年3月12日

   

               埼玉県立朝霞高等学校長 安食邦明